この質問にお答えするには太陽風だけではなく約11年で変動する太陽活動周期についてお答えいなければいけません。太陽の原因には大きく分けて太陽風フレア(コロナ質量放出)とコロナホール(コロナの穴)がありますが、前者は太陽の低緯度で活発で、後者は高緯度に発生します。それぞれが約11年の周期で、活動度が高まったり低くなったりしており、それぞれがオーロラの原因になっています。フレアは太陽面の爆発現象で、黒点は、周囲に比べて温度が低く、磁場が強い場所です。
11年ごとにオーロラ当たり年と言われているのはこのためです。しかし太陽は毎日活動が行われていますので太陽風が地球に届けばこの11年以外にももちろんオーロラを見ることは可能です。